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- 東海林 幹夫
- 弘前大学大学院医学研究科脳神経内科学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical approach and pathological cascabe of dementia
- ニンチショウ ノ リンショウ ト ビョウタイ
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説明
先進各国とアジア諸国では人口の高齢化とともに認知症が爆発的に増加している.世界では2,430万人,米国では400万人,本邦でもすでに200万人を超しており,少子超高齢化時代を迎える30年後には人口の11%,400万人と推計されている.未だに根本的な治療法はなく,認知症は早急に解決すべき国民の医療・福祉の最重要課題である.この認知症の多くの原因がAlzheimer病(AD)である.本稿ではADの臨床症状と経過について述べた.新しく標準化されつつある診断基準や神経心理試験をまとめ,近年の病態解明に基づいた診断の進歩とAβ oligomerを対象とした新たな治療への方向性について紹介した.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 48 (7), 467-475, 2008
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205036342912
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- NII論文ID
- 10021924613
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 9615374
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可