書誌事項
- タイトル別名
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- Successful treatment of recurrent hypoglycemia by pioglitazone in a patient with myotonic dystrophy
- 症例報告 反復する無自覚性低血糖の治療にPioglitazoneが有効であった筋強直性ジストロフィーの1例
- ショウレイ ホウコク ハンプク スル ムジカクセイ テイケットウ ノ チリョウ ニ Pioglitazone ガ ユウコウ デ アッタ キン ゴウチョクセイ ジストロフィー ノ 1レイ
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抄録
筋強直性ジストロフィー(DM1)の20歳女性が,傾眠と易疲労,突然の応答の悪さに気づかれた.食前食後の血糖測定で無自覚性低血糖の反復をみとめた.75g経口糖負荷試験(OGTT)では,空腹時の血糖値,血中インスリン値(IRI)は正常であったが,IRIは糖負荷60分後に最高528μIU/mlまで上昇し,120分後血糖は57mg/dlに低下した.インスリン過分泌による低血糖症と診断し,pioglitazone内服治療を開始した.治療から2週後と10カ月後のOGTTでは,インスリン分泌は抑制され,低血糖はなかった.非糖尿病のDM1患者の反復する無自覚性低血糖にpioglitazoneが有効であった.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 49 (10), 641-645, 2009
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205036463488
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- NII論文ID
- 10026290503
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 10499859
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可