書誌事項
- タイトル別名
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- Advances in induced pluripotent stem cell research for neurological diseases
- シンケイ シッカン ニ オケル iPS サイボウ ケンキュウ ノ ゲンジョウ ト テンボウ
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抄録
2006年,Takahashiらにより発表された体細胞の初期化法は,数個の遺伝子導入により胚性幹細胞に匹敵する多分化能を有する人工多能性幹細胞を作成することを可能にした.このiPS細胞は,拒絶反応のない再生医療への応用が可能になるとして大きな注目を集めている.一方,神経疾患の研究においては,これまで生体よりの入手が困難であった疾患組織をiPS細胞から多量に作成することが可能となり,病態解明,創薬などに飛躍的進展をもたらすと期待されている.本稿では,神経疾患におけるiPS細胞研究の現状を概説し,病態解明,再生医療への可能性について論じる.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 50 (7), 449-454, 2010
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205036660608
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- NII論文ID
- 10026525603
- 130004504772
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 10773597
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- PubMed
- 20681260
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可