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- 西野 一三
- 国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第一部
書誌事項
- タイトル別名
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- ABC in muscle pathology
- キン ビョウリ ノ キホン
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説明
筋病理は,筋疾患診断において中心的な役割を果たしている.検体採取・固定・運搬の際,人工産物が入りやすい.ヘマトキシリン・エオジン染色は,構築の変化,筋線維大小不同に加えて,壊死・再生線維,内鞘線維化,リンパ球浸潤などを評価する.ゴモリ・トリクローム変法はタンパク質凝集体などの異常構造物の同定にもちいる.NADH-TR染色は,筋原線維間網を描出するため,筋原線維の乱れを評価するのに適している.ミオシンATPaseは,筋線維タイプの評価にもちいる.タイプ1線維の選択的萎縮は筋原性変化を,筋線維タイプ群化は神経再支配を反映する.すべての染色での所見を総合して,筋原性か神経原性変化かを判定する.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 51 (9), 669-676, 2011
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205037442688
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- NII論文ID
- 10031164050
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 11233916
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- PubMed
- 21946423
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可