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- 黒田 祥二
- 三木山陽病院内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Usefulness of Procalcitonin Measurement
- プロカルシトニンチ ノ リンショウテキ イギ ニ カンスル ケントウ
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抄録
プロカルシトニン(PCT)はカルシトニンの前駆物質として甲状腺C 細胞で合成されるが,1993 年に感染症患者の血液中で増加していることがはじめて報告された.2006 年より保険収載となり,今後多くの施設で測定が行われると思われる.我々は感染症を含む救急患者を多く受け入れている地方の中規模民間病院として,初診時のプロカルシトニンの測定が細菌感染症の診断や重症度の判定に有用であるかどうかを検討した.初診時に感染症を疑いPCT を測定した患者198 例のうち180 例が感染症であった.感染症患者で有意にPCT は陽性であった(p=0.0036).臨床的SIRS 診断基準を満たした症例は有意にPCT 陽性例に多かった(p=0.025).PCT 陰性例に血液培養陽性例はなく,菌血症の否定には有用であった.PCT が高値になるほど血液培養陽性例は多かった.死亡例はPCT 高値例に多かったが,中にはSIRS 基準を満たさない例もあり,重症度の診断においてもPCT は有用であると考えられた.
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 84 (4), 437-440, 2010
一般社団法人 日本感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205048093824
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- NII論文ID
- 10026893839
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- NII書誌ID
- AN00047715
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- NDL書誌ID
- 10784039
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可