MRIによる前立腺癌骨転移巣の評価

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  • MAGNETIC RESONANCE IMAGING FOR THE EVALUATION OF PROSTATE CANCER MET ASTATIC TO BONE

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前立腺癌12例で, 骨転移病変に対する内分泌治療の効果を, 平均7.0ヵ月 (2から10ヵ月) 後にMRIと骨シンチグラフイを繰り返し行い評価した. MRIはT1強調およびSTIR画像を使用した. ホルモン感受性7例において, 骨転移病変が消失あるいは不明瞭になる変化は, STIR画像では全例にみられたが, T1強調と骨シンチではそれぞれ4例, 3例に認められたのみであった. ホルモン抵抗性5例では, 元々全身骨にび漫性転移を認めていた1例を除き, MRIと骨シンチともに転移病変の進行をみた.<br>以上の結果から, MRIのSTIR画像は骨病変の治療効果をみるのに有用であることが示された.

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