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- 鈴木 康夫
- 静岡県立大学・薬学部・生化学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Receptor and molecular mechanism of the host range variation of influenza viruses
- インフルエンザウイルス ノ ジュヨウタイ ト シュクシュイキ ヘンイ ノ ブンシ キコウ
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抄録
インフルエンザは, 人獣共通伝染病であり, インフルエンザウイルスの宿主は様々な動物種にまたがる. 本稿では, インフルエンザウイルスヘマグルチニンが認識する宿主細胞受容体の精密な化学構造および, インフルエンザウイルスが種の壁をどのようにして越えるのかについてその分子機構を著者等の成果を基に概説した. ヒト, ブタ, トリ, ウマから分離されるインフルエンザAおよびヒトから分離されるB型ウイルスは, いずれもシアル酸 (Sialic acid, SA と略記) を含む糖鎖, 特に, シアリルラクト系I型およびII型糖鎖 (I型糖鎖: SAα2-6 (3) Galβ1-3GlcNAcβ1-; II型糖鎖: SAα2-6 (3) Galβ1-4 GlcNAcβ1-) と強く結合することを述べた. さらに, A型インフルエンザウイルスヘマグルチニン遺伝子の一塩基置換 (唯一のアミノ酸置換) により, A型ウイルスの宿主域が変わり得ること, その結果宿主の壁を越える可能性があることを実験的裏付けに基づき解説した.
収録刊行物
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- ウイルス
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ウイルス 51 (2), 193-200, 2001
日本ウイルス学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205077717888
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- NII論文ID
- 10007863163
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- NII書誌ID
- AN00018808
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- ISSN
- 18843433
- 00426857
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- NDL書誌ID
- 6080539
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- PubMed
- 11977761
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可