東北地方太平洋沖地震による津波被害を受けた南三陸町における地下水・河川水・土壌調査

DOI 被引用文献1件 オープンアクセス
  • 中川 啓
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
  • 和田 直之
    東京大学大学院新領域創成科学研究科
  • 高辻 俊宏
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
  • 朝倉 宏
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
  • 小林 寛
    長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
  • 德永 朋祥
    東京大学大学院新領域創成科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Groundwater, river water, and soil in the Minamisanriku town affected by the 2011 tsunami

説明

東北地方太平洋沖地震の8ヵ月後である2011年11月に,津波の被害を受けた南三陸町において,地下水,河川水と土壌のサンプリングを行い,主要イオン濃度,重金属濃度,放射能濃度を調査した。ヘキサダイアグラムによると助作の地下水はNa-Cl 型となっていた。これは海水の影響であると推定される。またPb 濃度が地下水および河川水のサンプルで水道水質基準0.01mg/l を超えていた。放射能濃度測定の結果,土壌表層において,低濃度であるもののCs-134とCs-137が検出され,原発事故の影響を受けていることが分かった。

収録刊行物

  • 地下水学会誌

    地下水学会誌 56 (2), 107-119, 2014

    公益社団法人 日本地下水学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205080090624
  • NII論文ID
    130004558554
  • DOI
    10.5917/jagh.56.107
  • ISSN
    21855943
    09134182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ