中国黄土高原北部の退耕還林還草地における土壌炭素・窒素の変化

書誌事項

タイトル別名
  • Changes of soil carbon and nitrogen in revegetation and nature restoration sites in the northern region of Loess Plateau, China
  • チュウゴク オウド コウゲン ホクブ ノ タイコウカンリンカンソウチ ニ オケル ドジョウ タンソ チッソ ノ ヘンカ

この論文をさがす

抄録

黄土高原北部の陝西省神木県六道溝村において,斜面畑,段々畑,草地とアブラマツ植林地の4つの土地利用形態の土地の土壌全炭素・全窒素・全リンの変化を検討し,アブラマツの成長状況を明らかにした。その結果,斜面畑と段々畑の場合,全炭素含量・全窒素含量は0.3%,0.03%と低かったが,畑作を廃止して20年経過している草地,植林地では畑土壌の2倍ほど増えていた。しかし,20年たっているものの,アブラマツの樹高は4m以下で,年平均伸長量は20cm以下で,成長が遅かった。同じ立地条件のところで,アブラマツの成長は土壌硬度に影響されていたことが示唆された。

収録刊行物

参考文献 (25)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ