The planting effect verification experiment which used steel-manufacture slag for the planting soil
-
- SUGIMOTO Hiromichi
- 国土防災技術株式会社事業本部緑環境事業部
-
- TANAKA Kenji
- 国土防災技術株式会社事業本部緑環境事業部
-
- MOTOYAMA Katsutoshi
- 住金鉱化株式会社和歌山事業所営業部
-
- HAMAZAKI Takuji
- 住友金属工業株式会社和歌山製鉄所環境部
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 製鋼スラグを植生基盤に利用した植栽効果検証実験
- セイコウ スラグ オ ショクセイ キバン ニ リヨウ シタ ショクサイコウカ ケンショウ ジッケン
Search this article
Abstract
泉大津の埋立地に転炉スラグの配合比を変えた盛土実験地を設け,植栽した樹木の生育・土壌環境の変化等の追跡調査を行い,緑地構造体としての効果を検証した。盛土材として利用した残土と転炉スラグの配合割合は,重量比換算で1 工区が転炉スラグ30%,2 工区が転炉スラグ15%,3 工区が転炉スラグ0%とし,各工区にウバメガシを5 本,シャリンバイを100 本植栽した。また,残土の土壌改良および転炉スラグの効果を判定するために,各工区の植栽木の半分にはバーク堆肥を混合した。調査の結果から,残土に転炉スラグを15% 配合した2 工区が,転炉スラグを30% 配合した1 工区,転炉スラグ0% 配合の3 工区と比較して定点観測による葉量の状態や,生長量が良好であった。また,転炉スラグを配合することによって,残土の透水性を改善することも確認できた。以上のことから,転炉スラグは植物生育に有効で,緑地構造体造成に有用であることが示唆された。
Journal
-
- Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology
-
Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology 36 (2), 322-325, 2010
JAPANESE SOCIETY OF REVEGETATION TECHNOLOGY
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205083375744
-
- NII Article ID
- 10027419228
-
- NII Book ID
- AN10130633
-
- ISSN
- 18843670
- 09167439
-
- NDL BIB ID
- 10930677
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed