書誌事項
- タイトル別名
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- Structure of subterranean tree form buried sand on <I>Savina vulgaris</I> Ant. grown on the fixed sand dune at semi-arid region in China
抄録
中国内蒙古自治区毛烏素沙地で緑化植物として地域特有の臭柏が注目されているが更新維持機構に関する研究は十分でない。そこで,固定砂丘斜面上に自生する臭柏の地下構造を明らかにすることを目的に,固定砂丘斜面上の臭柏を掘り出し,地下樹形構造の測定を行うことで,三次元樹形図を作成した。掘りだした臭柏と三次元樹形図を作成した結果,掘りだした臭柏の幹は複数の不定根を生じながら階層構造を形成していたが,定根は確認できなかった。そのため,地上部で垂直に伸長していた臭柏が飛砂により幹ごと埋没し,埋没後は幹から不定根を生じることで成長を続けていることがわかった。
収録刊行物
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- 日本緑化工学会誌
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日本緑化工学会誌 43 (1), 335-338, 2017
日本緑化工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205083670400
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- NII論文ID
- 130006507425
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- ISSN
- 18843670
- 09167439
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可