書誌事項
- タイトル別名
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- Efficient use of seed banks of fallow pastures in floodplain area for the restoration of wetland plant communities
- ハンラン ゲン ノ キュウコウ ボクソウチ ニ オケル シッセイ ショクブツ グンラク サイセイ オ メザシタ ヒョウド ノ ユウコウ リヨウ
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抄録
世界的に湿地が減少するなか,氾濫原で増えつつある休耕農地を湿地に戻すことは,生物多様性保全と生態系サービス向上の観点から有意義である。湿生植物群落の再生における表土の有効利用を目的として,休耕年数の異なる牧草地の表土を深度別に採集し,異なる水位条件でまきだし実験を行なった。その結果,周辺から種子が供給される環境であれば,牧草地の休耕年数に関わらず,土壌シードバンクには湿生植物種が含まれること,休耕年数6年~26年の上部の土壌を湿潤条件においた場合に種数が最大となること,ただし,休耕年数が6年を過ぎると地上植生の繁茂により土壌シードバンクから発生する個体数が減少することが明らかになった。掘削時に表土をとりおき,新たな掘削面にまきだしたり,表土を耕起することによって,湿生植物群落再生の促進が期待できる。
収録刊行物
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- 日本緑化工学会誌
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日本緑化工学会誌 42 (1), 21-25, 2016
日本緑化工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205084367488
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- NII論文ID
- 130005310425
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- NII書誌ID
- AN10130633
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- ISSN
- 18843670
- 09167439
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- NDL書誌ID
- 027655574
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可