環境要因の違いがため池周縁部の植物相に与える影響

  • 三井 雄一郎
    兵庫県立淡路景観園芸学校
  • 岩崎 寛
    姫路工業大学自然, 環境科学研究所 兵庫県立淡路景観園芸学校
  • 藤原 道郎
    姫路工業大学自然, 環境科学研究所 兵庫県立淡路景観園芸学校
  • 一ノ瀬 友博
    姫路工業大学自然, 環境科学研究所 兵庫県立淡路景観園芸学校

書誌事項

タイトル別名
  • Influences of environmental factors on flora at embankment of irrigation ponds
  • カンキョウ ヨウイン ノ チガイ ガ タメイケ シュウエンブ ノ ショクブツソウ ニ アタエル エイキョウ

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抄録

ため池は本来の農業用水としての利用に加え, 近年では多様な生物を支える貴重な環境であることが指摘されている。また, 農業における管理作業は周辺の植物相に大きな影響を与えていると考えられる。そこで, 本研究では兵庫県北淡町のため池において, 農業における管理作業が植物相に与える影響について環境要因をとして明らかにすることを目的とした。管理については, 護岸の基質, 草刈り回数, 水位の変化, 環境要因に関しては, 気温, 水面の温度, 日射量, 土壌含水率, 植物相に関しては, 出現種および優占群落の調査を行った。その結果, 水位変化の影響を受けるため池周縁部下位で上位や提頂部と出現種が異なることがわかった。

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被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (13)*注記

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