FDA加水分解活性法による黄土高原北部の半乾燥地帯における土壌微生物活性の測定と活性支配要因

書誌事項

タイトル別名
  • The measurement of soil microbial activity by FDA hydrolysis method and its controlling factors in the Semi-arid land zone of northern Loess Plateau.
  • FDA カスイ ブンカイ カッセイホウ ニ ヨル オウド コウゲン ホクブ ノ ハンカンソウ チタイ ニ オケル ドジョウ ビセイブツ カッセイ ノ ソクテイ ト カッセイ シハイ ヨウイン

この論文をさがす

抄録

中国黄土高原北部の半乾燥地に位置する中国科学院西北水土保持研究所の神木試験地において,退耕還草地の中から25m2の調査区を50ヶ所設置して,植生調査を行い,土壌炭素・窒素及びFDA加水分解活性を測定し,微生物による有機物分解能力の把握を試みた。その結果,土壌炭素量・窒素量は植生量と正の相関関係にあり,FDA加水分解活性は土壌炭素量と高い正の相関関係にあった。したがって,微生物活性は植生の発達にともない高くなると考えた。FDA加水分解活性は土壌pHの上昇,土壌の硬化によって低下していた。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (3)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ