Synthesis of Ethylene Glycol Monoacetate from Ethylene in Presence of Oxygen

Bibliographic Information

Other Title
  • 酸素存在下におけるエチレンからのエチレングリコールモノアセテートの合成
  • サンソ ソンザイ カ ニ オケル エチレン カラ ノ エチレングリコールモノアセテート ノ ゴウセイ

Search this article

Description

PdCl2-LiNO3系を触媒とするエチレンからのエチレングリコールモノアセテート(EGMA)合成反応を酸素共存下で行なった。EGMA生成速度に対する酸素分圧およびエチレン分圧の効果は共にエチレン/酸素の値に著しく依存した。またエチレン-酸素混合ガスによって反応を行なうと,エチレン/酸素が2.0のときEGMA生成速度は最大となった。充填塔による加圧下の連続反応で,EGMA生成速度はPdCl2:0.015mol/l,64℃,3.0kg/cm2(ゲージ圧),エチレン/酸素=1.56,取出し液中のEGMA濃度:2.68mol/lの条件下で,1.64mol/l・hrとなり,EGMAの反応エチレンに対する収率は95.8%であった。EGMA生成速度に対する有効酸化剤の損失速度の割合は0.06であった。反応混合液からEGMAを蒸留で回収できることおよび回収触媒の活性がほぼ満足できるものであることを確かめた。

Journal

Citations (1)*help

See more

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top