エピクロルヒドリンとアルコールの反応

書誌事項

タイトル別名
  • Reaction of Epichlorohydrin and Alcohols

説明

三フッ化ホウ素を触媒とし, メタノール, エタノールおよびイソプロパノールとエピクロルヒドリンとの反応を検討し,アルコールの違いによる反応速度の変化を求め反応機構について考察した。本反応は上記アルコール中では,エピクロルヒドリンに関して1 次式となり, 1 次の速度定数は触媒濃度に比例する。反応速度はメタノール, エタノール, イソプロパノールの順に減少し, 活性化エネルギーはこの順序にわずかながら増加するが, 頻度因子はほとんど変わらない。本反応は酸接触による1 分子反応機構(A-1)として説明される。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 66 (12), 1827-1830, 1963

    The Chemical Society of Japan

被引用文献 (1)*注記

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