Condensation Equilibrium in the Reaction of Terephthalic Acid with Ethylene Glycol

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  • テレフタル酸とエチレングリコールの反応における縮合平衡
  • テレフタルサン ト エチレングリコール ノ ハンノウ ニ オケル シュクゴウ ヘイコウ

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テレフタル酸とエチレングリコールとから,直接ポリエチレンテレフタレートを合成する場合の,反応初期におけるエステル化の平衡関係についての知見を得ることを目的として研究した。<BR>反応はすべて密閉系で行ない,カルボキシル基に対する水酸基のモル比(G)を1~10とし,220~250℃ の範囲で実験した。反応の経過は未反応カルボキシル基を定量することによって求めた。<BR>その結果,見掛けの平衡定数(Kc)として1前後の値が得られるが,Gが増すにつれてKcは減少した。系内の分子種分布を求め,カルボキシル基と水の和が大きくなるとKcも大きくなることを推論した。従って,水の添加はKcを大きくする。比較のため,他のカルボン酸およびアルコール類を用いて研究した結果,Kcはアルコールの種類によって著しく影響されることを知った。一般にエステル化の反応熱は小さく,約±1kcal/molが与えられた。

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