中世韓国語の「傍点」をめぐるいくつかの基本的な課題

書誌事項

タイトル別名
  • Some Fundamental Issues Concerning the Middle Korean Side-dots
  • チュウセイ カンコクゴ ノ 「 ボウテン 」 オ メグル イクツカ ノ キホンテキ ナ カダイ

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説明

本稿は,中世韓国語で声の高さを示すために用いられた傍点について,それがなぜ付けられていたのか,なぜ,傍点という形式が用いられたのか,15世紀末頃から傍点を付けない文献が現れ始め,17世紀以降は完全に廃止されてしまうのはなぜなのか,また傍点を付けた人々はどのような言語的背景を持っていたのか,という基本的でありながらこれまで論じられてこなかった課題について論じた。また,傍点によって表されるピッチアクセントの変化とその地域差という問題との関わりについてもそのための基礎となる考察を行った*。

収録刊行物

  • 言語研究

    言語研究 148 (0), 61-80, 2015

    日本言語学会

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