書誌事項
- タイトル別名
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- Research of Automatic Badminton Shot Recognition Based on Time Series Motion Analysis
説明
近年,スポーツ競技において映像解析を用いたデータ分析が活発に行われているが,プレー認識や選手の動作認識など具体的な試合内容に関しては目視による手動処理が主流であり,自動化が強く求められている.本研究ではバドミントンに着目し,コート側面に設置した1台のカメラ動画像を解析することにより,シングルス試合における,両プレーヤーのサーブからラリー終了までの全ショットを自動認識・記録する手法を提案する.フレーム間差分処理により検出した各時点におけるシャトル位置より4次関数で近似した軌跡を求め,%逆時間予測法により打点位置を推定し,開始点(打点)から相手プレーヤーによる打ち返し,または失敗によるラリー終了までの各ショットに関して,ショット長,最遠点位置から開始点・終点を結ぶ直線に下した垂線距離(最遠点の高さ),終点位置の3種類の特徴を抽出する.連続するショット間の制約を反映した隠れマルコフモデルを適用し,Viterbiアルゴリズムに改良を加えることで,ショット認識を実現する.屋内体育館における4名のシングルス試合映像を用いた評価実験により,提案手法の有効性を実証した.
収録刊行物
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- 映像情報メディア学会誌
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映像情報メディア学会誌 71 (6), J179-J188, 2017
一般社団法人 映像情報メディア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205128187392
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- NII論文ID
- 130005678893
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- ISSN
- 18816908
- 13426907
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可