書誌事項
- タイトル別名
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- Fractionation of Lignosulfonates
説明
製紙用パルプ廃液より精製したリグニンttbスルホン酸カルシウムをセルロース粉カラムの上端に吸着させ,蒸留水で展開してクロマトグラフ的に1 2 区分に分別し, 各区分のスルホン化度をS/OCH3 として求めた。スルホン化度は流出の順にしたがって低下し, スルホン化度の高い水溶性の大きい区分がさきに流出することが認められた。また別に同一試料をバリウム塩に変換し, 水-エタノール系で10区分に分別し, スルホン基あたりの当量, 弱酸基とスルホン基の割合, 紫外部吸収などを測定した。スルホン基あたりの当量は沈殿析出の順に低下し, スルホン化度の低いものから, さきに沈殿することを示す。弱酸基とスルホン基の比はスルホン化度と逆関係となる。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 61 (9), 1087-1089, 1958
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205128773376
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- NII論文ID
- 130004274154
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可