Hydrolysis and Condensation-polymerization of Methyltrimethoxysilane.

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  • メチルトリメトキシシランの加水分解と縮重合反応

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メチルトリメトキシシランを微塩酸酸性(HCl/Siモル比=0.01)で計算当量の水を用い,エーテル溶液中にて加水分解後脱水乾燥し,エーテル留去後の半縮重合体をメタノールートルエン混合溶媒に溶し,この溶液についてアルカリ触媒を用い,ゲル化反応と粘度変化から重合過程を検討して次の結果を得た。<BR>(i)ゲル化反応の反応速度は触媒濃度の1乗に比例し,その見掛け活性化エネルギーはカセイソーダ濃度17.8~28.5×10-3mol/lで12.1~13.3kcal/molとなった。<BR>(ii)重合反応中の粘度上昇速度は触媒濃度に比例し,見掛け活性化エネルギーは約18kcal/molとなった。<BR>(iii)粘度変化について次式が成立することを認めた。dη/dt=Kη.η Kη=α.CNaOH<BR>ただしKη,α:定数,η:粘度比,CNaOH:NaOH濃度<BR>以上の実験結果よりCH3/Siモル比1.0なる場合のモノメチルシリコーン半縮合体の重合反応について一知見を得た。

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