書誌事項
- タイトル別名
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- Azoic Diazo Components Containing Phenyl Morpholine Ring.
説明
モルホリン環を置換基の一つとして有する種々の芳香族アミノ化合物を合成し, これをナフトール染料の顕色剤として利用してモメンを染色し,その色調および堅ろう度をしらべた。<BR>すなわち,塩素,臭素,ニトロ,メトキシ,エトキシ,ベンゾイルアミノの各基を一つあるいは二つ有する置換アミノフェニルモルホリン類を合成し,市販ナフトールAS類とモメン上で顕色し染色布について,その反射スペクトルから色度解析を行った結果,臭素基あるいは塩素基のみを有するアミノフェニルモルホリン類は茶色系に,臭素基あるいは塩素基とニトロ基を有するものは赤色に,エトキシ基,メトキシ基を有するものは紫系に,ベンゾイルアミノ基を有するものは紫~ 青色系にそれぞれ顕色することがわかった。<BR>臭素基およびニトロ基を有するものの一部をのぞいてはいずれも各種の堅ろう度はすぐれていた。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 62 (5), 706-709, 1959
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205129305088
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- NII論文ID
- 130004274337
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可