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- Oshiba Takashi
- 昭和電工K, K. 中央研究所
Bibliographic Information
- Other Title
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- アンモニアと発煙硫酸よりスルファミン酸の製造法
Description
発煙硫酸にアンモニアを反応させてスルファミン酸を製造する方法を見出し, その条件を検討した。スルファミン酸生成の最適条件としては発煙硫酸のSO3濃度30%および反応温度60~70℃でこれ以外の条件ではアンモニアまたはSO3の利用率のいずれかが著しく低下した。この実験では約500gの発煙硫酸に対してアンモニアの流速0.44g/minが適当で,反応中にいったん生成したスルファミン酸が反応熱のために分解するのを防止するような条件が必要である。反応生成物は冷水または冷希硫酸で希釈して濃度70%の硫酸溶液よりスルファミン酸を析出せしめた。最適条件下でスルファミン酸に対するアンモニアの利用率は43%,SO3の利用率は35%を示し,100gの発煙硫酸に対して12gのスルファミン酸が得られた。
Journal
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- The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan
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The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan 62 (6), 753-757, 1959
The Chemical Society of Japan
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205129322368
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- NII Article ID
- 130004274355
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed