N-メチロール・アクリルアミドの乳化共重合

書誌事項

タイトル別名
  • The Emulsion Copolymerization of N-Methylolacrylamide
公開日
1959
DOI
  • 10.1246/nikkashi1898.62.8_1117
公開者
The Chemical Society of Japan

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説明

N-メチロールアクリルアミドを1成分とする乳化共重合において,生成エマルジョンポリマー粒子に対し油層単量体の可溶化能を持つものとしてアクリル酸エチルを,可溶化能を持たないものとしてアクリロニトリルを選び,その重合率-時間曲線,初期共重合体組成を検討した。<BR>メチロールアクリルアミド-アクリル酸エチル系ではエタノール中の溶液重合はγ12=1.4±0.2,メチロールアクリルアミド-アクリロニトリル系ではγ1=1.2±0.1,γ2=0.7±0.1であり,乳化共重合で油層の存在する場合は,重合率-時間曲線には直線部分が認められ,Smith-Ewart理論の指示するように単量体-重合体粒子で生長反応が行われるように思われる。アクリル酸エチルの場合は生成エマルジョンポリマー粒子に対する油層の接触性が大きい影響を有するためかきまぜの影響も大きい。またアクリロニトリルでは油層が存在しないような低濃度では均一重合系のγ12と大略等しい値を示すが,油層が存在すると水層よりの理論値よりアクリロニトリル成分に富んでくる。一方,メチロールアクリルアミド-アクリル酸エステル系では単量体組成の変化に応じて初期ポリマー組成は特殊な変化を示し,γ12の本質的な変化を示唆するように思われる。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 62 (8), 1117-1119, 1959

    The Chemical Society of Japan

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