書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Magnesium Hydroxide by X-ray Diffraction.
説明
塩水精製時の水酸化マグネシウムをX線回折法によって調べ,次のような結果を得た。<BR>1.水酸化マグネシウムは六方晶型に属し,いわゆるArnfelt構造をなす。2.格子間隔は反応条件に左右されず,a=3.14Å,c=4.775Åの値をとる。3.結晶粒の大きさをX 線回折線の半価幅から算出した。4.カセイ法沈殿は円板状で, 石灰法沈殿は円〓状である。5.前者は数日後に結晶化するが, 後者は反応後直ちに結晶化をはじめる。6.洗浄,乾燥,高温,かきまぜは結晶化に有利である。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 62 (7), 955-961, 1959
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205129684864
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- NII論文ID
- 130004274424
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可