書誌事項
- タイトル別名
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- Photo-electric Colorimetric Determination of Chromium in Ferro-alloys
抄録
クロムを酸化し,ジフェニルカルバジドを加えて赤紫色に発色した試液を比色しクロムを定量する方法は,広く研究されているが, フェロアロイに応用された例は少ないので, 光電比色分析法により各種フェロアロイ中のクロムの定量法について研究を行った。共存成分の影響を考慮し, 比色に適するような, フェロアロイの種類に応じた分解法を求めた。クロムの酸化方法としては,過マンガン酸カリウムによる方法と,過硫酸アンモニウムと硝酸銀による方法とについて検討した。マンガンは2価の状態にあれば妨害を与えないが,クロムの酸化時に,フェロマンガン・シリコマンガン等大量にマンガンを含む試料では, 二酸化マンガンが析出し, 操作を困難にする。したがって従来の操作に検討を加えクロムは完全に酸化され, かつ大部分のマンガンは酸化されないような酸化条件を見出し, 容易に迅速にクロムを定量することが出来た。本法は容量法にくらべて精度もよく,日常分析法として適当である。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 61 (1), 53-55, 1958
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205129714816
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- NII論文ID
- 130004273807
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可