アセチレンの爆発範囲

書誌事項

タイトル別名
  • Limits on Inflammability of Acetylene

この論文をさがす

説明

アセチレンの爆発範囲を知ることは,工場の安全上重要な問題である。空気中のアセチレンの爆発限界に関してはすでに多くの報告があるが,酸素中でのアセチレンの爆発限界,および空気-アセチレン混合ガスに他の不活性ガスを加えた3成分系混合ガスの爆発範囲が測定された例は少ない。<BR>著者らは,前報の爆発限界測定装置を用いて,これを測定し,常温,常圧の酸素中における爆発下限界2.3%,爆発上限界94.5%,常温常圧の空気中における爆発下限界2.3%,爆発上限界72.3%,空気中で不活性ガスとして窒素を加えた場合の爆発臨界点70.5%,炭酸ガスを加えた場合の爆発臨界点50.0%をえた。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 60 (11), 1431-1433, 1957

    The Chemical Society of Japan

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ