書誌事項
- タイトル別名
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- TiO2-NiO-Sb2O3 Compound
- サンカ チタン IV -サンカ ニッケル II サンカ アンチモン III ケイ カゴウブツ
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説明
酸化チタンを主成分とし酸化ニッケル, 酸化アンチモンを配合焼成した黄色顔料の製造を研究中, このもののX 線回折図がルチル型酸化チタンのそれとほぼ同じで,3成分の固溶体と推定されたのでその確認と固溶域について研究した。固溶域はNiO/Sb2O3≒2/1の方向に伸びた三角形に近い範囲でNiOが約11mol%までであり, 比重の測定からルチル型酸化チタンにニッケル, アンチモン原子が置換固溶したものであると考られる。これはルチル型酸化チタンとTapio-lite構造のSb2NiO6 の固溶と類似のものと考えられ, アンチモンは焼成中に5価となって固溶する。固溶によりルチル型酸化チタンの格子定数は約1%増大している。色の測定もあわせ行ない, 固溶量の多少にかかわらず色相は同一で,Ni-Titanateの色相と差がある。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 67 (3), 432-436, 1964
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205131834496
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- NII論文ID
- 130004096873
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 9047172
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可