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- Takahashi Akira
- 昭和電工株式会社中央研究所
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- Mogi Noboru
- 昭和電工株式会社中央研究所
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- Takahama Hiroshi
- 昭和電工株式会社中央研究所
Bibliographic Information
- Other Title
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- 二量化反応によるエチレンから1 - ブテンの合成
Description
酸化ニッケル-シリカ-アルミナを触媒として,エチレンから1-ブテンを合成する二量化反応を検討した。反応は加圧下の流通方式によって行なわれ, 触媒はエチレンを溶解したシクロへキサン中に懸濁させる方法を用いた。<BR>この結果1-ブテンの選択率はエチレン濃度にほとんど影響を受けないがエチレシ転化率,滞留時間および反応温度によって著しく左右されるこどがわかった。条件によっては100%近い1-ブテン選択率を得ることができるが1-ブテンの収率をあわせ考えるならば,エチレン濃度10~20%において,触媒量3.9~7.8(g/l),平均滞留時間50~100秒,反応温度30~50℃ が好ましく,30%のエチレン転化率で90%近い1-ブテン選択率をうることができた。<BR>反応の活性化エネルギーは約6kcal/molであり,ブテン生成速度は触媒量とエチレン濃度にそれぞれ1次の関係にあることを認めた。
Journal
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- The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan
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The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan 66 (10), 1472-1476, 1963
The Chemical Society of Japan
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205132003328
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- NII Article ID
- 130004275768
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed