ポリプロピレンオキシド- エチレンオキシド型界面活性剤

書誌事項

タイトル別名
  • Polypropylene Oxide-Ethylene Oxide Type Surface Active Agents.

抄録

本研究は高分子界面活性剤のうち,プロピレンオキシド-エチレンオキシド型のものをとりあげて,反応条件をいろいろとかえて試作した試料の特性値を測定し,特性値の検討と特性値と反応条件の関係を解明せんとするものである。ポリプロピレングリコールとしては平均分子量1025と2025のNIAXDIOLP.P.G.をとりあげ,エチレンオキシド付加モル数としては5mol,15mol,35mol,75molの4種を試作した。反応条件は温度を150℃と180℃,触媒を0.15%と0.30%,エチレンオキシド吹込流速を緩急2種とした。測定した特性値としては屈折率,OHV,流動点,曇点,起泡力,浸透力等である。実験結果は特性値の検討,反応条件と特性値の関係,水洗した試料の性質の三つに大別して検討している。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 62 (9), 1277-1286, 1959

    The Chemical Society of Japan

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