-
- 佐々木 栄一
- 東洋高圧工業株式会社商品技術研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- Decomposition of Oxalic Acid by Sulfuric Acid
- シュウサン ノ リュウサン ニ ヨル ブンカイ
この論文をさがす
説明
シュウ酸カルシウムを硫酸で分解してシュウ酸と硫酸カルシウムを生成させる場合,生成したシュウ酸がさらに硫酸により分解を受け,ギ酸と炭酸ガス,さらに一酸化炭素,炭酸ガス,水に分解する可能性がある。<BR>著者はシュウ酸を種々の濃度および温度の硫酸中で加熱し,シュウ酸の分解量を測定した。この結果,分解条件60℃,80℃,90℃各1時間においてシュウ酸が分解を起こす硫酸の最低濃度はそれぞれ91%,84%,75%であると推定した。<BR>分解温度50~100℃,硫酸濃度60~100%の範囲においては,温度T(℃),硫酸濃度C(%),分解率F(%)との間には<BR>F=exp[-86.6+0.511C+0.996T-0.0095CT+0.00362C2]<BR>の関係式が近似的に成立つことを知った。
収録刊行物
-
- 工業化学雑誌
-
工業化学雑誌 72 (4), 847-849, 1969
The Chemical Society of Japan
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205132175488
-
- NII論文ID
- 130004097422
-
- NII書誌ID
- AN00080721
-
- ISSN
- 21850860
- 00232734
-
- NDL書誌ID
- 8199276
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可