書誌事項
- タイトル別名
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- Polymerization of Isoprene Catalyzed by Mixed Catalyst of Triethylaluminum with Pre-irradiated Titanium Tetrachloride
抄録
分子内にエーテル結合をもつ芳香族二塩基酸と, 種々の芳香族二塩基酸クロリドとの界面重縮合により, 交互共重縮合酸無水物ポリマーを合成し, 酸クロリド成分の生成ポリマーの融点, および溶解性におよぼす影響について検討した。また,芳香族二塩基酸と,その酸クロリドより単独酸無水物ポリマーを合成し,そのポリマーが溶融重縮合によるポリマーと一致した融点および溶解性をもつことを確かめた。さらに,テレフタル酸クロリドと,2種類の芳香族二塩基酸とを共重縮合させて,融点と組成の間に次のようなFloryの関係式が成立することを確認した。<BR>(1/Tm)-(1/Tm0)=-(R/hu)lnX<BR>これよりヒドロキノン-O,O'-ジ酢酸と,テレフタル酸よりの酸無水物単位1mol当りの溶融熱として,hu=3,380cal/repeat unit,溶融エントロピ-Su=5.75cal/repeat unit/degなる値を得た。また1,3-ビス-(p-カルボキシフェノキシ)-プロパンと,テレフタル酸よりの酸無水物単位1mol当りの溶融熱として,hu=2,280cal/repeat unit,溶融エントロピーSu=4.1cal/repeatunit/degなる値を得た。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 67 (9), 1449-1453, 1964
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205132530176
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- NII論文ID
- 130004276569
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可