ジベンザルアセトンの付加およびポリ付加

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タイトル別名
  • Addition and Polyaddition Reactions on Dibenzalacetone

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説明

ジビニルケトンの誘導体であるジベンザルアセトンについて, 種々のチオール, チオール酸およびアミンとの反応を酸, 塩基の存在下,または無触媒下でおこなって,収率よく相当する1:1および1:2付加物を得た。マロノニトリル,ヒドロキシルアミンなどとの反応では環化生成体が得られた。また二官能性のジチオール酸やジアミンとの反応ではポリ付加物が得られるが,生成物の分子量はかなり低いことがみとめられた。さらに無置換のジビニルケトンについてもポリ付加を検討した。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 69 (3), 524-526, 1966

    The Chemical Society of Japan

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