書誌事項
- タイトル別名
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- The Heat-treatment of Rayon and the State of the Water-Cellulose System
抄録
熱処理により人絹の膨潤度を低下させる研究はいろいろ試みられているが,ここでは熱処理時の水の存在状態におもに着目した。すなわち,一方は封管中で繊維と所定量の水を十分平衡状態としたのち熱処理し(I形式)他方は封管中に繊維と水を分離して入れ,熱処理時にアンプルを毀し過熱水を繊維と接触させた(II形式)。そして,水分量を変えた一連の試料をえた。<BR>これらの試料につき,X線,ヨウ素吸着等より結晶性を調べ,膨潤度を測定し,また機械的性質,赤外線吸収スペクトルを検討した。その結果,この2形式は,熱処理時の挙動を異にしていることを認めた。I形式処理の方が,より少ない水量で低い膨潤度を示し,繊維の崩壊も少ない。また,赤外線吸収スペクトルにおいて,11μ の吸収強度は膨潤度の低下とともに増大する。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 64 (9), 1665-1668, 1961
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205132971648
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- NII論文ID
- 130004275323
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可