各種エポキシ脂肪酸エステルの可塑剤としての性質

書誌事項

タイトル別名
  • The Properties of Epoxydized Fatty Acid Esters as Plasticizers

抄録

不飽和脂肪酸エステルをエポキシ化し,各種のエポキシ脂肪酸エステルを合成し,可塑剤としての諸性質を検討した。<BR>一般にオキシラン酸素含量の増加により,耐寒性は減少するが,一方混和性,耐熱性,可塑化効率,柔軟性は著しく向上する。またエポキシ可塑剤原料には,オレイン酸エステルよりリノール酸エステルが適当と思われる。1価アルコールエステルにくらべグリセリドは耐寒性,可塑化効率は劣るが,揮発減量ははるかに小さい。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 63 (5), 807-809, 1960

    The Chemical Society of Japan

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