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- KANAZAWA Takafumi
- 東京都立大学工学部工業化学教室
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- MONMA Hideki
- 東京都立大学工学部工業化学教室
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- ISHII Seiichi
- ラサ工業(株)
Bibliographic Information
- Other Title
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- フッ素アパタイト-添加物系の加熱分解反応とフッ素の挙動
Abstract
乾式合成フッ素アパタイトと各種作用物質との系におけるアパタイトの加熱分解性とフッ素の加熱時の挙動を検討した。<BR>シリカ, シリカゲルを添加した場合, 無添加物に比較して水蒸気の影響を大きく受け, フッ素揮発率は著しく増大した。リン酸アルミニウムはアパタイトの一部を分解し,β-リン酸カルシウムを生成した。その反応は約 1150℃ 付近から激しくなり, 空気中では高い反応率を示した。水酸化マグネシウムは本加熱条件下では不活性であった。水酸化リチウムは 450℃ 付近からアパタイトを分解して, リン酸リチウム, 酸化カルシウムを生成し, かつフッ素分はほとんど加熱物中に残留した。塩化カルシウムは塩素スポジオサイトあるいは塩素アパタイトを生成した。この際のフッ素揮発率は小であった。同様な鉱物組成変化は空気中における塩化マグネシウム処理でも示された。しかしそれの窒素ガス気流中 (200ml/min) では, 塩素スポジオサイト, リン酸マグネシウムおよび MgO-P205-MgF2系化合物と思われる結晶種が生成し, フッ素揮発性は著しくはなかった。気相塩化ケイ素の場合はフッ素の著しい揮発およびケイ素, 塩素の加熱物中への固定残留などが生じた。X線的にはα-クリストバライト, 塩化カルシウム, ピロリン酸カルシウムなどが特定の条件下で認められた。
Journal
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- The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan
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The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan 74 (2), 155-159, 1971
The Chemical Society of Japan
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205133654144
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- NII Article ID
- 130004279481
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed