書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Irradiation of Fluorinated Silica-Alumina Catalyst
- フッソ チカン シリカ-アルミナ ショクバイ ニ タイスル ガンマセン ショウシャ コウカ
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抄録
フッ化アンモニウム水溶液処理後熱処理して得たフッ素置換シリカ-アルミナ触媒に対してγ線を照射し, クメンクラッキングに対する触媒活性の大幅な増加を認めた。前にγ線照射したシリカ-アルミナ触媒の活性増加が電気伝導率の変化に対応することを報告したが, この実験において, さらに ESR 強度の測定値とも対応することから, この触媒の活性増加においては, クメンクラッキングに対する活性点は照射欠陥であることが明らかとなった。照射, 未照射触媒の酸強度分布はまったく類似しているが, 各酸強度における酸量は照射により若干増加した。また, フッ素置換シリカアルミナ触媒の赤外吸収スペクトルを測定した結果, 300℃, 2時間排気した触媒でも, 空気中 500℃, 4時間活性化した触媒でも, ともに NH4+の吸収が認められた。さらにフッ素置換による酸性発現機構についても考察した。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 73 (3), 484-487, 1970
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205134403328
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- NII論文ID
- 130004278960
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 8199852
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可