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- 谷 忠昭
- 富士写真フイルム(株)足柄研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Spectral Sensitization by Phenosafranine in Presence of Reducing Agent
- カンゲンセイ ブッシツ オ テンカ シタ シュウカギン ニュウザイ ニ オケル フェノサフラニン ノ フン ヒカリゾウカン
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説明
テトラエチレン・ペンタミンなどの還元性物質の存在により,フェノサフラニンは純臭化銀乳剤を分光増感することができる。フェノサフラニンの分光増感が可能となるためには, 添加したフェノサフラニンに対するテトラエチレン・ペンタミンのモル比が, ある一定の値以上でなけれぽならぬことがわかった。この結果は, 光励起されたフェノサフラニンから臭化銀粒子へ注入された正孔が, テトラエチレン・ペンタミンに捕獲されるために, フェノサフラニンの分光増感が可能となることを示唆している。フェノサフラニンの分光増感を可能とする (テトラエチレン・ペンタミン)/(フェノサフラニン)の値 (添加量, モル比) は, イオウ増感乳剤表面感度<未化学増感乳剤表面感度<同内部感度の順であった。結果について考察を加えた。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 73 (2), 240-243, 1970
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205135382016
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- NII論文ID
- 130004097635
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 8199791
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可