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- 立見 淳哉
- 大阪市立大学大学院創造都市研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Apparatus of Valuation in the Fashion Industry of Paris
- パリ ノ ファッション サンギョウ ニ オケル カチズケ ノ ソウチ
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説明
<p>本稿では,パリのファッション産業を事例に,価値づけの仕組みと大都市集積の役割を明らかにした。パリのファッション産業は,知識創造など非物質的労働と衣服の製造に伴う物質的労働,ネットワークと結合が典型的に見出される事例であり,またパリという空間の中で複雑な価値づけの仕組みを有している。すなわち,フォーマル/インフォーマルな制度・慣行・媒介者の存在,膨大なコモン,出会いとネットワーク構築を通じた知識・情報の相互移転,買い手とのマッチングを媒介するショー・展示会・小売店舗,そしてそれらが立地する場所といったものである。これらの雑多な諸要素が,パリの中で分散しつつも,それぞれの市場の価値づけ活動の中で結合し配置されることで,価値づけの装置として機能しているのである。ミリュー論をはじめとして,これまでの集積研究が,コーディネーション問題の解決と集団学習の基盤となる「領域化された制度・慣行」として産業集積地域を捉えてきたのに対して,産業集積あるいはミリューは「領域化されたコーディネーションと価値づけの装置」として捉えられることを示した。</p>
収録刊行物
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- 人文地理
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人文地理 70 (1), 25-48, 2018
一般社団法人 人文地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205140006656
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- NII論文ID
- 130006606796
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- NII書誌ID
- AN00123110
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- ISSN
- 18834086
- 00187216
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- NDL書誌ID
- 028970019
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可