回轉整流子に於ける火花整流除去の一方法

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タイトル別名
  • Remedy for Sparking Commutation of Rotating Commutator

抄録

回轉整流子を以て整流又は逆變流をなす場合,火花整流を除去輕減する在來の諸方法を略述し,茲に整流用セグメントに直列にR,Cを挿入する新方法を提案した。直流回路に對して負荷回路定數が與へられる時如何なる條件を以て無火花整流をなし得るかを考察し,次に實驗結果を以て之を實證した。<br>新方式は負荷の大小に對してR,Cの條件値を常に調整しなければならない缺點はあるが,負荷状態のほゞ一定する場合に之が適切なる用途を需めれば其の構造簡單にして而も其の效果顯かなものがある。<br>應用例として逆變流方式並に電流遮斷器に就いて略述し,其の他整流方式,周波數遞倍方式或は誘導線輪一次回路の斷續器に之を利用し得ることに言及した。

収録刊行物

  • 電氣學會雜誌

    電氣學會雜誌 57 (592), 1035-1043, 1937

    一般社団法人 電気学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205143684224
  • NII論文ID
    130003614560
  • DOI
    10.11526/ieejjournal1888.57.1035
  • ISSN
    21876797
    00202878
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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