書誌事項
- タイトル別名
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- Isomerism and Polymorphism of Cinnam' ic Acids. VII. Preparation of cis-Cinnamic Acid by the Partial Catalytic Hydrogenation of Phenylpropiolic Acid
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説明
フェニルプロピオール酸のアセチレン結合をエチレン結合に還元するのに適当な水素化触媒を見いだす目的でフェニルプロピオール酸の接触水素添加の研究を各種のパラジウム触媒,ニッケル触媒,Adamsの酸化白金触媒などを用いて行なった。触媒の選択性は反応系の水素吸収量がちょうど1molとなったときに反応を中断し,フェニルプロピオール酸およびCis-ケイ皮酸を赤外吸収スペクトル法により決定することにより調べた。他方,反応のはやさを反応時間に対してプ只ットして水素を1mol吸収したときにいちじるしい反応速度の減少を観察し,両測定の結果から炭酸カルシウムを担体としたパラジウム触媒がこの反応に対して最適であり,他のパラジウム触媒およびニッケル触媒もこの選択的還元に用い得ることを結論した。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 85 (10), 679-681,A53, 1964
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205147996672
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- NII論文ID
- 130003412006
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- COI
- 1:CAS:528:DyaF2MXntl2ktQ%3D%3D
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可