書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on the Cleavage of Molecules by Catalytic Hydrogenation. XXX. The Effects of Thiophene and Pyridine on the Catalytic Hydrogenation of Aromatic Nitriles
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説明
芳香族ニトリルをニッケル触媒で接触還元する場合,添加剤として加えたチオフェンおよびピリジンの効果につき検討した。触媒として漆原ニッケルBを用いエタノール中でベンゾニトリルの水素化を行ない7水素の吸収速度と反応生成物を調べた結果,チオフェンは適当量用いれば触媒毒としてよりも水素化促進剤として働き,ピリジンは触媒毒としての作用のみを示すことがわかった。これは気相還元の場合にも確かめられており,ニトリルの水素化におけるニッケル触媒の性格を示すものとして興味深い。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 82 (2), 254-256, 1961
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205148986624
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- NII論文ID
- 130003509838
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- COI
- 1:CAS:528:DyaF38XltlWntQ%3D%3D
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可