書誌事項
- タイトル別名
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- Separation of Uranium from Aluminum by Cation Exchange Resin
説明
多量のアルミニウムを含む鉱石中の微量ウランの分離濃縮を目的に,陽イオン交換樹脂によるウランとアルミニウムの分離定量実験を試みた。<BR>イオン交換樹脂としてAmberliteIR-120(H形)を用い,各種の酸性溶液における両成分の吸着性を検討した結果,1N硫酸が溶離剤として最も好適であることを認めた。すなわち1N硫酸150mlを2ml/minの流速でカラム(φ1cm×11cm)を通過させることにより約9ミリ当量以下のアルミニウムからウランを完全に溶離でき,さらにアルミニウムは常法により2N塩酸150mlを用いて溶出させることができた。<BR>上の方法によって,U308:Al2O3が1:100,20:1の間では両成分を満足すべき結果で分離定量できた。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 80 (1), 41-43, 1959
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205149163008
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- NII論文ID
- 130003508767
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可