飽和テルペン炭化水素の自働酸化に関する研究(第2~3報) (第2報)パラメンタンの自働酸化時における反応副生物について

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タイトル別名
  • Action of Saturated Terpene Hydrocarbons. II-III. II. By-products in the Autoxidation of p-Menthane

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説明

ジペンテンを水素添加して得た p-メンタンを, 液相においてニッケル系触媒を用い, 90°~100℃ で約 20 時間分子状酸素を通じて酸化し, この際生成する反応副生物について精査した結果, 副生物は, 主として 4-メチルシクロヘキサノン (II) および 2-イソプロピル-5-オキソ-ヘキサンカルボン酸-1(VI)で, 少量の C8H1402 モノカルボン酸 (V) および p-アセチル安息香酸 (VII), 微量の p-シメン (III) およびシネオール (IV) の混在することを確認した。

収録刊行物

  • 日本化學雜誌

    日本化學雜誌 81 (3), 476-479, 1960

    The Chemical Society of Japan

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