エゴサポゲノールAおよびBの構造

杉山 登, 山田 和俊, 青山 弘, 佐山 徳太郎

doi:10.1246/nikkashi1948.88.12_1316

エゴサポゲノールAおよびBの構造

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杉山登

東京教育大学理学部化学教室
山田和俊

東京教育大学理学部化学教室
青山弘

東京教育大学理学部化学教室
佐山徳太郎

東京教育大学理学部化学教室

書誌事項

タイトル別名

Structures of Jegosapogenol A and B
エゴサポゲノール A オヨビ B ノコウゾウソクホウ
エゴサポゲノール A オヨビ B ノコウゾウ

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説明

エゴノキの果皮から2種のトリテルペン, エゴサポゲノール A(1) および B(2) を単離した。(1) およびその誘導体の融点, 比旋光度, NMRスペクトルから, (1) はbarringtogenol C(theasapogenol B) と同一物質であることが判明した。さらに (1) の種々の誘導体のNMRスペクトルから, (1)のC-21, C-22についた水酸基の立体配置がC-21-β, C-22-α であることが決定できた。また (1) のトリアセチル体の無水物が (2) のトリアセチル体と一致することから, (2) はbarringtogetnol Dと同一物質であることが明らかになった。