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- 米崎 里
- 帝塚山高等学校
書誌事項
- タイトル別名
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- The Potential of Oral Reading as a Scaffold for Japanese EFL Learners' Speaking Ability
- ニホンジン エイゴ ガクシュウシャ ノ スピーキング ノウリョク ノ ドダイ ト シテ ノ オンドク ノ ユウヨウセイ
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抄録
本研究は従来から教室で使われている音読を,スピーキング能力を高めるための手段として再評価し,音読能力とスピーキング能力との関係を実証的に調査することを目的とする。はじめに,音読とスピーキングのプロセスを比較した。スピーキングのプロセスには語彙的・文法的言語化(lexical and grammatical encoding)の要素が重要な役割をはたしている。音読も工夫することによって,スピーキングに近いプロセスを生起させることが可能である。たとえば,「顔上げ音読」(read and look up)では語彙的・文法的再確認(verification)の要素が,「なりきり音読」(personalized oral reading)では語彙的・文法的再構成(restructuring)の要素が含まれており,その結果としてこれらの音読活動は認知的負荷が高く,スピーキングで生起している認知プロセスに近くなると推察される。以上のことから,本研究では,同じ音読でも認知的負荷が高い音読ほどスピーキング能力との関係が深くなるという仮説を導くことに至り,実験の結果,その仮説はほぼ支持された。
収録刊行物
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- 日本教科教育学会誌
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日本教科教育学会誌 35 (1), 31-40, 2012-06-25
日本教科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205162310016
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- NII論文ID
- 110009844838
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- NII書誌ID
- AN00247430
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- ISSN
- 24241784
- 02880334
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- NDL書誌ID
- 023855146
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可