生涯スポーツ構想に関するシステム論的考察 : 場の確保とシステムの特徴の観点から

書誌事項

タイトル別名
  • System Theory-Consideration about the Design of a Life-long Sport
  • ショウガイ スポーツ コウソウ ニ カンスル システムロンテキ コウサツ バ ノ カクホ ト システム ノ トクチョウ ノ カンテン カラ

この論文をさがす

抄録

本研究は,生涯にわたる体育活動や運動・スポーツ活動を活性化するための方策を社会システム論的に考察し,生涯スポーツ構想に具体的な方策を提案することである。戦後からこれまでの学校を中心にした運動・スポーツ活動の普及策やその仕組みを,遠近的に観察した。その事によって,スポーツ活動の場がもつべき条件について検討した。人々の活動によって構成されるシステムは目的や目標の共有のみならず,構成員の揺らぎによって変化しやすい性格がある。また,現行の小学校区単位のシステムでは限界があり,同時に強い同質性が認められる。そこで,学校間等のジョイントで考えると,今日的状況下では,当面の間の策として「中学校区連合型施設開放事業」がより望ましく,より現実的であると思われる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ