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- 長谷川 俊明
- 長谷川俊明法律事務所
書誌事項
- タイトル別名
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- Enterprise Risk Management and Governance of Insurance Company
- ホケン ガイシャ ノ ERM ト ガバナンス
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抄録
保険会社の経済価値ベースのソルベンシー評価は世界的潮流だが,同評価の適切な実施にはERMが有効である。保険会社には計量化が難しいリスクもあるので,定性的評価を定量的評価と併せて行うことでERMを機能させうる。<br />ERMは,事業体全体にわたって適用されるプロセスであり,保険会社のERMにはリスクの計量的把握に加え,ガバナンスと内部統制による定性的リスクコントロールが欠かせない。とくに,保険契約者への説明不足,風評,システムなどからくるリスクが重要である。<br />相互会社はステークホルダーが異なるため,株式会社以上にガバナンス向上が求められる。また,ERM は企業グループで大きな威力を発揮するのでグループ内でリスク管理手法を適切に使い分けるべきである。東日本大震災のような大自然災害時の保険会社としてのBCP(事業継続計画)は,リスクガバナンスを利かせたERMの一環とすべきであろう。
収録刊行物
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- 保険学雑誌
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保険学雑誌 2012 (617), 617_73-617_83, 2012
日本保険学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205164159104
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- NII論文ID
- 130003375525
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- NII書誌ID
- AN00228119
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- ISSN
- 21855064
- 03872939
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- NDL書誌ID
- 023869127
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可