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- 劉 国翰
- 東京工業大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Why the People Seek Democracy?
- なぜ民主制が求められるのか--明治初期における地租変動と自由民権運動の関係から
- ナゼ ミンシュセイ ガ モトメラレル ノ カ メイジ ショキ ニ オケル チソ ヘンドウ ト ジユウミンケン ウンドウ ノ カンケイ カラ
- 明治初期における地租変動と自由民権運動の関係から
- From the Viewpoint of the Land Tax and the People's Rights Movement in the Earlier Stage of Meiji Period
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抄録
自由民権運動を起こした経済的背景について、「農民的商品経済論」と「中間地帯論」の矛盾がある。本論は、明治初期の地租変動と自由民権運動の地域特徴との関連性から、その矛盾を解決することを目的とする。明治初期の経済が移行経済であったという仮説を立て、地租の動学的な調整プロセスを描くモデルを作成した。また本論は明治8年から20年にいたるまでの26府県における世帯当たりの地租税収のデータを整理し、非線型回帰を通じて、各府県における農民的商品経済の発展度合いを反映するパラメーターα(生産要素の移動速度)とθ(生産要素の移動コスト)の値を推定した。結果として、激化事件だけに注目すれば「中間地帯論」がより適合しているが、自由民権運動の全体を見ると「農民的商品経済論」がより説得力があると考えられる。
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 21 (1), 77-91, 2006
数理社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205164788736
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- NII論文ID
- 110004592204
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- NDL書誌ID
- 7988909
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可