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- SAHARA Koichiro
- 千葉県立つくし特別支援学校
Bibliographic Information
- Other Title
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- 重度知的障害児教育におけるタブレット端末利用の効果と課題
- ジュウド チテキ ショウガイジ キョウイク ニ オケル タブレット タンマツ リヨウ ノ コウカ ト カダイ
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Abstract
重度知的障害児2名に対して行ったタブレット端末による学習の様子を,学級担任経験教員および事例児と異なる他の特別支援学校教員が評価した.この結果,「注意集中を長時間持続できた」「弁別や認知を促す学習を可能にすることができた」「これらの変化は従来のコンピュータでは同様の結果を期待できない」という評価がされた.重度知的障害児のICT利用教育について,タブレット端末を利用することは「通常のコンピュータに比べ学習の有効性が高い」「注意集中の長期的な持続が期待できる」「因果関係の理解など認知・弁別学習の促進が期待できる」「教科的な学習にとどまることなく,自立を促す教材としてタブレット端末を利用することが望ましい」の4つの方向性を見いだした.
Journal
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- Educational Information Research
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Educational Information Research 29 (2), 29-38, 2014
Japan Society of Educational Information
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205164981888
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- NII Article ID
- 110009805422
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- NII Book ID
- AN10084172
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- ISSN
- 24321745
- 09126732
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- NDL BIB ID
- 025284738
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed